VBAエキスパートとは、Excel、Accessのマクロ・VBAのスキルを証明する資格です。

これは株式会社オデッセイコミュニケーションズが実施している資格です。

VBAエキスパートには、4つの資格(以下)があります。

Excel VBA スタンダード、Access VBA スタンダードの2つの
資格を取得すると、VBAエキスパート スタンダードクラウンという認定証も発行されます。

Excel VBA ベーシック資格とAccess VBA ベーシック資格を取得せず、
Excel VBA スタンダード、Access VBA スタンダードの2つの
資格を取得して、VBAエキスパート スタンダードクラウンに認定されることも可能です。

Office 2010～2016のバージョンに対応した試験になっています。

スタンダード資格の受験前提条件はなく、
ベーシック資格に合格していなくても受験することができます。
各資格には有効期限はありません。

ベーシック資格は、ビジネスで一般的に利用できるレベルのスキルを必要とし
スタンダード資格はプロフェッショナルレベルのスキルを必要とします。

これらのVBAスキルは、業務の効率化で利用できるスキルのため、
就職・転職時にアピールできます。

試験は、コンピューター上で実施する
CBT（Computer Based Testing）形式で、
ベーシック資格は選択問題が出題されます。

スタンダード資格には選択問題と穴埋め問題が出題されます。
穴埋め問題は、プログラムなどを入力する問題が出ます。

不合格の場合、同じ試験科目を何度も受験することができますが、
同じ試験科目を3回以上受験する場合は、
前回試験から7日間は受験できません。

※VBA(Visual Basic for Applications)とは、
マクロにExcelやAccessへの指示を記述するための言語のことです。
マイクロソフトのOffice製品(Excel、Access等)で、VBAが使えます。

具体的には、今まで手動で実施している操作を、
VBAを使うことで、例えば、ボタンをクリックしたら、
自動で処理が行われるというようなことができます。

※マクロとは、ExcelやAccessなどのアプリケーションに、
指示した通りの処理を実行させる機能のことです。