CompTIA認定資格(コンプティア)
CompTIA認定資格は、IT業界団体のCompTIAが実施している資格です。


資格名称

CompTIA IT Fundamentals資格
CompTIA A+資格
CompTIA Network+資格
CompTIA Security+資格
CompTIA Server+資格
CompTIA Linux+資格
CompTIA Project+資格
CompTIA Cloud+資格
CompTIA Cloud Essentials資格
CompTIA CTT+資格
CompTIA Cybersecurity Analyst+(CompTIA CSA+)資格
CompTIA Advanced Security Practitioner(CASP)資格
CompTIA PenTest+資格
※CompTIA Mobility+資格は2017年12月15日で試験終了
※CompTIA CDIA+資格は2017年12月1日で試験終了

内容

CompTIAはグローバルなワールドワイドな資格です。
世界中で200万人以上が取得しています。
米国の国防総省は、国家の安全に関わる業務担当者に、
「CompTIA A+」「CompTIA Network+」
「CompTIA Security+」
の取得を必須としています。

CompTIAにはいくつかの種類の資格があります。

・CompTIA IT Fundamentals資格
基本的なITに関する知識を問う試験で、学生や新入社員向けの資格


・CompTIA A+資格
クライアント環境の構築、運用、管理に関するスキル


・CompTIA Network+資格
ネットワークの構築、設計、運用、管理に関するスキル


・CompTIA Security+資格
セキュリティの構築、設計、運用、管理に関するスキル


・CompTIA Server+資格
サーバのハードウェア、ソフトウェアの構築、メンテナンス、
仮想化、災害復旧やトラブルシューティングなどに関するスキル


・CompTIA Linux+資格
Linux管理者向けの資格です。
2019年8月9日より日本語試験が開始しました。
クラウドや仮想化、セキュリティ、Linuxのトラブルシューティング、
スクリプト、Gitなどが問われます。
パフォーマンスベーステスト(シミュレーション)も出題されます。
パフォーマンスベーステスト(シミュレーション)


・CompTIA Project+資格
プロジェクトマネジメントに関するスキル、12ヶ月の
プロジェクトマネジメント経験に相当するスキル


・CompTIA Cloud+資格
クラウドに関するスキル

・CompTIA Cloud Essentials資格
クラウドコンピューティング導入に関するスキル


・CompTIA CTT+資格
効果的な講習を実現するためのインストラクタースキル


・CompTIA Cybersecurity Analyst(CySA+)資格(旧CompTIA CSA+)
インシデント検出と防御に関するスキル
※CompTIA CSA+は、CompTIA CySA+に名称変更されました。


・CompTIA Advanced Security Practitioner(CASP)資格
サイバーセキュリティスキルに関する資格で、
IT管理者として10年以上の経験を有し、
セキュリティに関する業務を5年以上経験した人を想定した資格です


・CompTIA PenTest+資格(ペンテストプラス)
セキュリティ管理者向けの資格です。
2019年3月15日より日本語試験が開始しました。
ネットワーク上の脆弱性を管理するためのスキルを証明する資格です。
ペネトレーションテスト、脆弱性評価などが問われます。


・CompTIA Mobility+資格
2017年12月15日で試験終了になりました


・CompTIA CDIA+資格
2017年12月1日で試験終了になりました。



CompTIA Cybersecurity Analyst(CySA+)は、
CompTIA Security+の上位資格として、
2017年2月15日より開始されました

試験時間は165分で、85問の問題が出題されます。
合格ラインは 100~900のスコア形式で、
750スコア以上となっている。

これで、CompTIAのセキュリティ資格は以下の3つとなりました。
実務経験はそれぞれ以下の想定になっています。

・CompTIA Security+:2年

・CompTIA Cybersecurity Analyst(CySA+)(旧CompTIA CSA+):3~4年

・CompTIA Advanced Security Practitioner+(CASP+):5~10年

・CompTIA PenTest+:3~4年



また、日本ではNTTコミュニケーションズ、シマンテック、
マカフィー、ソフトバンク、富士通が CompTIA Security+を導入しています。
セキュリティエンジニアにとって重要な資格となりそうです。

また、CompTIA A+、CompTIA Network+を導入している企業もあります。

資格の有効期限は3年です。

CompTIAの資格試験はピアソンVUEで
オンライン形式(CBT)で実施されます。
選択問題や図やテキストをドラック&ドロップする形式などの問題が出ます。

合格すると、認定レター、認定証、認定カードの3種類が送付されます。


受験料(税込)

CompTIA IT Fundamentals:15,069円
CompTIA A+(1科目分)27,747円

※A+は2科目の合格が必要

CompTIA Network+:40,424円
CompTIA Server+:40,424円
CompTIA Linux+:40,424円
CompTIA Security+:42,936円
CompTIA Project+:40,424円
CompTIA Cloud+:40,424円
CompTIA Cloud Essentials:15,069円
CompTIA CTT+(CBT):40,424円
CompTIA CTT+(PBT):42,936円
CompTIA Cybersecurity Analyst(CySA+)(旧CompTIA CSA+):44,252円
CompTIA Advanced Security Practitioner+(CASP+):55,614円
CompTIA PenTest+:44,252円

資格の有効期限

3年間
※CompTIA認定資格は生涯認定という考え方でしたが、
2011年1月1日以降に取得された対象となる認定資格は、
3年間の有効期限となりました。

試験場所

ピアソンVUEの試験会場(CBT試験)

公式サイト

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