MOS資格(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
MOSはベンダー資格です。


資格名称

MOS資格(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
※MOS:Microsoft Office Specialistの略

内容

MOS資格は、マイクロソフトの認定資格です。
マイクロソフトオフィス製品の
Excel、Word、PowerPoint、Access、Outlookの
実技スキルを証明できる資格です。

パソコンを操作する実技試験が行われます。
学習すれば、比較的取得しやすい資格です。

MOS資格は受験者数が400万人を超えており、
20代~30代の方に人気の資格です。

以下の5つの資格があります。
・Word(ワード):文書作成ソフト
・Excel(エクセル):表計算ソフト
・PowerPoint(パワーポイント):プレゼンテーションソフト
・Access(アクセス):データベース管理ソフト
・Outlook(アウトルック):電子メールソフト

Word資格とExcel資格には、スペシャリスト(一般)
エキスパート(上級)の2レベルがあります。

スペシャリスト(一般)レベルに合格していなくても、
エキスパート(上級)レベルを受験できます。

出題範囲は一般レベルと上級レベルで重複していないため、
一般レベルを受けずに上級レベルに合格しても、
一般レベルの基本的な機能を理解できていない可能性があります。

例えば、Excelのスペシャリスト(一般)レベルでは
関数やグラフ作成などが出題され、
Excelのエキスパート(上級)は、
ピボットテーブルやマクロの作成方法などが出題されます。

PowerPoint、Access、Outlookの資格は、
スペシャリスト(一般)のみです。

これらのMOS資格は、パソコンスキルを
客観的に証明できるので、事務職や
学生の方が取得したりします。

マイクロソフトオフィス製品の
バージョンとしては、
2010、2013、2016の3つがあります。
どのバージョンの資格を取得するかを選びます。
取得した資格に有効期限はありません。

例えば、Wordの資格を取得したい場合は、
Word 2016バージョンのスペシャリスト(一般)を
受験したりします。

Macでの試験は実施していないため、
Windowsでの試験になります。

マイクロソフトオフィススペシャリストマスター(MOSマスター)は、
Microsoft Officeの同一バージョン
(Office 2016、Office 2013、Office 2010)の中で、
規定の4つの試験に合格した人に贈られる称号で認定証が発行されます。

複数のアプリケーションソフトの総合的なスキルを証明することができます。
MOSマスターは8万人を超えました。

■MOS 2016 マスター
Office2016バージョンの上級スキルまでの総合的なスキルを証明できます。
[必須科目]
Word 2016 Expert(上級)
Excel 2016 Expert(上級)
PowerPoint 2016

[選択1科目]
Access 2016 または Outlook 2016

■MOS 2013マスター
MOS 2013マスターには3つのマスターがあります。
Wordコース、Excelコース、エキスパートコースのいずれかを
クリアすることで認定されます。

◆WordコースのMOS2013マスター
Wordスキルを証明できます。
[必須科目]
Word 2013エキスパート Part 1
Word 2013エキスパート Part 2
Excel 2013

[選択1科目]
PowerPoint2013 、Access2013、Outlook2013のいずれか

◆ExcelコースのMOS2013マスター
Excelスキルを証明できます。
[必須科目]
Excel 2013エキスパート Part 1
Excel 2013エキスパート Part 2
Word 2013

[選択1科目]
PowerPoint 2013 、Access 2013、Outlook 2013のいずれか

◆エキスパートコースのMOS2013マスター
WordとExcelの上級スキルを持っていることをアピールできます。
[必須科目]
Word 2013エキスパート Part 1
Word 2013エキスパート Part 2
Excel 2013エキスパート Part 1
Excel 2013エキスパート Part 2

[選択1科目]
なし

■MOS 2010マスター
Office2010バージョンの上級スキルまでの総合的なスキルを証明できます。
[必須科目]
Excel 2010 エキスパート
Word 2010 エキスパート
PowerPoint 2010

[選択1科目]
Access 2010またはOutlook 2010

受験料

Word(2016/2013/2010)スペシャリスト(一般):10,584円(税込み)
Excel(2016/2013/2010)スペシャリスト(一般):10,584円(税込み)
PowerPoint(2016/2013/2010)スペシャリスト(一般):10,584円(税込み)
Access(2016/2013/2010)スペシャリスト(一般):10,584円(税込み)
Outlook(2016/2013/2010)スペシャリスト(一般):10,584円(税込み)

Word2016エキスパート(上級):12,744円(税込み)
Word2013エキスパートPart1(上級):10,584円(税込み)
Word2013エキスパートPart2(上級):10,584円(税込み)
Word2010エキスパート(上級):12,744円(税込み)
Excel2016エキスパート(上級):12,744円(税込み)
Excel2013エキスパートPart1(上級):10,584円(税込み)
Excel2013エキスパートPart2(上級):10,584円(税込み)
Excel2010エキスパート(上級):12,744円(税込み)
※MOS2013エキスパートはPart 1、Part 2の2科目に合格する必要があります。

■学割を利用した場合
バージョン2016、2013の場合、学割により以下。
※MOS2010は学割の対象外です。
Word(2016/2013)スペシャリスト(一般):8,424円(税込み)
Excel(2016/2013)スペシャリスト(一般):8,424円(税込み)
PowerPoint(2016/2013)スペシャリスト(一般):8,424円(税込み)
Access(2016/2013)スペシャリスト(一般):8,424円(税込み)
Outlook(2016/2013)スペシャリスト(一般):8,424円(税込み)

Word2016エキスパート(上級):10,584円(税込み)
Word2013エキスパートPart1(上級):8,424円(税込み)
Word2013エキスパートPart2(上級):8,424円(税込み)
Excel2016エキスパート(上級):10,584円(税込み)
Excel2013エキスパートPart1(上級):8,424円(税込み)
Excel2013エキスパートPart2(上級):8,424円(税込み)

受験可能日

随時

試験時間

50分
※すべての科目がそれぞれ50分

試験科目

1科目から受験可

前提条件

なし

合格ライン(正解率)

非公開ですが、1000点満点中550点~850点が合格ライン目安となっています。

資格の有効期限(有意性)

なし

試験場所

全国の試験実施会場
※CBT(コンピュータ入力)方式

難易度

初級

出題範囲

試験概要より確認

公式サイト

MOS資格
MOS2016試験概要