このITILに関するスキルを証明する資格がITIL資格です。
ITシステムの運用をする人を対象とした資格です。
ITILインターミディエイトは、ファンデーション資格の上位資格です。
ITILインターミディエイトは中級者向けの資格で
9つの資格(以下)があります。
ケイパビリティとライフサイクルの2つのグループに分かれ、
科目単位ごとに認定されます。
・OSA(Operational Support & Analysis)
→運用サポートおよび分析
・PPO(Planning,Protection & Optimization)
→プランニング、プロテクション、最適化
・RCV(Release,Control & Validation)
→リリース、コントロールおよび妥当性の確認
・SOA(Service Offering & Agreements)
→サービス提案と合意
・SS(Service Strategy)
→サービスストラテジ(サービス戦略)
・SD(Service Design)
→サービスデザイン(サービスの設計)
・ST(Service Transition)
→サービストランジション(サービスの移行)
・SO(Service Operation)
→サービスオペレーション(サービスの運用)
・CSI(Continual Service Improvement)
→継続的なサービス改善
ケイパビリティの4つの資格が日本語に対応していますが、
ライフサイクルは日本語試験は提供されていません。
また、ファンデーション資格を保持していることが受験条件になります。
インターミディエイト資格を取得するためには講習の受講が必須です。
具体的には、ケイパビリティの資格を取得するために
各科目ごとに、講習(5日間)と試験を受ける必要があります。
つまり、講習費用と試験費用が必要で
30~40万円程度かかります。