シスコ技術者認定は、シスコシステムズ社が認定する資格です。
シスコシステムズ社は世界最大手のネットワーク機器メーカーで、
Ciscoルータ、Catalystスイッチなどのネットワーク機器を作っています。
試験はCiscoルータ、Catalystスイッチに関する問題が出ます。
シスコ技術者認定には以下の5つのレベルがあります。
CCENT、CCT ⇒ CCNA、CCDA ⇒ CCNP、CCDP ⇒ CCIE、CCDE ⇒ CCArの順に、難易度が上がります。
CCENT→CCNA→CCNP→CCIEという流れで取得を目指す方が多いです。
シスコ技術者認定資格には有効期限があります。
エントリーレベル~プロフェッショナルレベル(CCNP、CCDP)までは、
3年間となっています。エキスパートレベルは2年間です。
資格の更新には、同レベルの試験するか、もしくは上位資格に合格する必要があります。
CCENT資格と、CCT資格は、ネットワークエンジニアを目指す方の初級レベルの資格です。
CCNA資格はルーターやスイッチの設定に関する資格で、
ネットワークエンジニアの登竜門と言われれるCCNA資格は
以下の9つの資格があります。
CCNA Routing and Switching資格が有名です。
・CCNA Routing and Switching
・CCNA Security
・CCNA Service Provider
・CCNA Collaboration
・CCNA Data Center
・CCNA Wireless
・CCNA Cloud
・CCNA Cyber Ops
・CCNA Industrial
・CCDA
シスコ技術者認定の中級レベルがプロフェッショナルレベルです。
Ciscoに関する専門知識が必要になります。
CCNPは以下の7つの資格があります。
CCNP Routing and Switching資格が有名です。
・CCNP Routing and Switching
・CCNP Security
・CCNP Service Provider
・CCNP Collaboration
・CCNP Data Center
・CCNP Wireless
・CCNP Cloud
・CCDP
CCIE(Cisco Certified Internetwork Expert)資格は
1993年に認定資格として開始され、
上級レベルのネットワーク認定として、世界で認められています。
CCIEは以下の6つの資格があります。
CCIE Routing and Switching資格が有名です。
・CCIE Routing and Switching
・CCIE Security
・CCIE Service Provider
・CCIE Collaboration
・CCIE Data Center
・CCIE Wireless
CCDE資格(Cisco Certified Design Expert)は
2007年に認定資格として開始され、
上級レベルのネットワーク設計スキルが問われます。
・CCDE
2時間の筆記試験(2時間:90~110問)に合格すると
8時間の実技試験を予約できます。
実技試験に合格すると、CCDE資格を取得できます。
実技試験は、シナリオベースです。
ビジネス戦略を、データ、ストレージ、ボイス、
ビデオを統合する柔軟なネットワークインフラストラクチャへ
転換する能力が問われます。
CCDE筆記試験に合格した受験者のみ予約できます。
上級レベルのインフラストラクチャ ネットワーク
デザインスキルを区別できるように
2007年に CCDE認定を開始しました。
CCDE筆記試験(352-001)バージョン 2.1 は 90~110 問で構成される 2 時間の試験です。
Cisco CCDE筆記試験では、ネットワークの機能要件の収集と明確化、 機能の仕様に合わせたネットワーク設計の作成、導入計画の立案、 設計の決定とその理由の伝達に必要な専門知識を備え、 エキスパートレベルのネットワーク インフラストチャの知識を 身に着けていることを認定します。
CCArは、シスコ技術者認定における最上位の資格です。
グローバル組織における複雑化するネットワークをサポートする能力や、
ビジネス戦略をより効果的かつ革新的なテクノロジー戦略につなげる能力を証明します。
・CCAr(Cisco Certified Architect)
※2020年2月24日より、Cisco認定資格体系が変更になります。
現行の認定資格の最終試験日は2020年2月23日です。