では、今日も授業を始める。今日のテーマは、Microsoft(マイクロソフト)がGitHub(ギットハブ)買収したことについてだ。
GitHubって何?
GitHub(ギットハブ)は2008年に設立されたソースコードを管理するプラットフォームだ。
ソースコードとは、プログラムのことで、開発したプログラムのソースコードをGitHubに保存することができる。
ソースコードのバージョンを管理することができるのだが、
バージョン管理システムにはGit(ギット)を利用している。
Gitは、Linuxを作ったリーナス・トーバルズが開発した分散型のバージョン管理システムだ。
バージョン管理システムって、git以外に有名なものもあるの?
Apache Subversion(アパッチサブバージョン)っていうバージョン管理システムが
以前は有名だったが、これは集中型のバージョン管理システムだ。開発者は中央のリポジトリにアクセスして、ソースコードを保存したりするというタイプだ。
複数の人で開発する場合には少し使いにくいことがある。
そこで分散管理型のgitが、現在の主流になった。
バージョン管理って、ファイル名に日付をつけて管理する方法だとだめなの?
ファイル数が少ないときは問題にならないかもしれないが、ファイル数が増えてくると管理が大変になってしまう。
それに対して、gitは管理しやすい。
開発者が自分が作ったプログラムをGithubに保存するってことね。
うむ。GitHubでソースコードを共有することができる。GitHubには有料プランと無料プランがある。
2019年1月からはプライベートリポジトリを無料で利用できるようになった。
開発者にとっては必須のサービスだ。全世界で3,000万人以上の開発者が利用している。もちろん、GitHubでバージョン管理を行っている企業はたくさんある。
このGithubは、Ruby on Rails(Ruby言語を使ったフレームワーク)や、
Erlang(アーラン)という言語で作られた。
Ruby on Rails(ルビーオンレイルズ)って、クックパッドもRuby on Railsで作られてたよね。
うむ。
2018年にマイクロソフトがGitHubの買収を発表した。
マイクロソフト最強じゃん。
マイクロソフトのGitHub買収は大きなニュースになった。
では、今日はここまで。
は~い
1.Microsoft(マイクロソフト)がGitHub(ギットハブ)を買収
2.GitHubはソースコードをバージョン管理するプラットフォーム
3.GitHubはRuby on RailsやErlang(アーラン)で作られた
4.Subversionという中央型のバージョン管理システムもあるが、現在の主流は分散型のgit