では、今日も授業を始める。今日のテーマはデータベースだ。
データベースって何?
データベースはデータを入れる入れ物だ。
そ~なの。
データベースには以下の種類がある。
・RDB(リレーショナルデータベース)
・階層型
・ネットワーク型
・NoSQL
RDBは、データを行と列の表形式(テーブル)で表現するデータベースだ。
階層型データベースは、データがツリー構造になっている。
ネットワーク型データベースは、データ同士が網目状につながっている。
通常利用されるデータベースはRDBだ。
表形式のリレーショナルDB(データベース)が通常は利用されるってことね。
ビッグデータという大量データを入れるデータベースとしては、NoSQLが利用されたりもする。
でも、今日は昔からよく利用されることが多いRDB(リレーショナルデータベース)を説明しよう。
RDBはいろいろなところで利用されている。Webサイトの予約システムや
Wordpress(ワードプレス)などで作られたブログなどでもデータ保存用として利用される。
大量のデータが秒単位で入ってくるようなビッグデータを扱う場合は、
NoSQLが向いているけど、そこまでのめちゃくちゃ大量なデータを扱わないときは、RDBがよく使われる。
RDBでも数万件くらいのデータを保持したりできる。
RDBって、どのようなものがあるの?
RDB(リレーショナルデータベース)としては、
・オラクル社のOracle
・オラクル社のMySQL(マイエスキューエル)
・オープンソースのMariaDB(マリアデービー)
・オープンソースのPostgreSQL(ポストグレエスキューエル)
・マイクロソフト社のSQL Server(エスキューエルサーバー)
・マイクロソフト社のAccess(アクセス)
・IBM社(アイビーエム)のDB2(デービーツー)
などがある
Linuxの場合はどのRDBを使うの?
Linuxの場合は、PostgreSQLやMySQL、MariaDBがよく利用される。
RHEL(Red Hat Enterprise Linux)では、RHEL6(バージョン6)まではMySQLがデフォルトのデータベースになっていて、
RHEL7からはMariaDBがデフォルトのデータベースになっている。
あと、DBMSという用語を覚えておいて。
DBMSとは、データベース管理システムのことで、database management systemのことだ。
DBを管理するためのソフトウェアのことをDBMSという。今まで話してきたMySQLやMariaDBなどのデータベースソフトウェアはすべてDBMSだ。
では、今日はここまで。
は~い。
1.RDB(リレーショナルデータベース)の代表的なものは以下
・Oracle社のOracle Database(オラクル データベース)
・MySQL(マイエスキューエル)
・PostgreSQL(ポストグレエスキューエル ※ポスグレと略す)
・SQLite
・Microsoft SQL Server(マイクロソフト エスキューエル サーバ)
・Microsoft Access(マイクロソフト アクセス)
・IBMのDB2(デービーツー)
2.DBMSとは、データベース管理システムのこと