では、今日も授業を始める。今日のテーマはデータベースの続きだ。
RDB(リレーショナルデータベース)の続きね。
RDBはどんなDB(デービー)のことをいうか覚えてる?
もちろん。(1)のリレーショナル型で表形式のDB(データベース)でしょ。
データベースの種類:
(1) リレーショナル型
データが表形式のテーブルになっている。
(2) 階層型データベース
データの集まりがツリー構造になっている。
(3) ネットワーク型データベース
データ同士が網目状になっている。
スゴイ。完璧だな。
昔は、階層型やネットワーク型が利用されていたが、
リレーショナルデータベースが登場してからは
階層型やネットワーク型は全く利用されなくなった。
現在、使用されているのはRDBだ。
このDBを管理するためのソフトウェアをDBMSといって、
RDBを管理するためのソフトウェアをRDBMSというんでしょ。
うむ。今日はどうした?まだ、RDBMS(リレーショナルデータベースマネージメントシステム)は説明していないのに。
それな。予習した。
RDBについて、整理しよう。
1.Oracle Database(オラクル データベース)
→Oracleが開発していて高機能なDB。
2.MySQL(マイエスキューエル)
→MySQL AB社が主体となって開発した。
無償のCommunity Server、有償のEnterprise Serverという2つのライセンス形態
現在はOracleが開発している。
世界中でよく利用されているオープンソースのデータベースの1つ。
3.PostgreSQL(ポストグレエスキューエル)
→世界中でよく利用されているオープンソースのデータベースの1つ。
略してポスグレという。
4.SQLite
→小規模の開発で利用される。大規模なDBとしては向いていない。
Android端末の標準ライブラリとして採用
5.Microsoft SQL Server(マイクロソフト エスキューエル サーバ)
→Windowsサーバで利用されるDB
6.Microsoft Access(マイクロソフト アクセス)
→Office製品の1つにAccessがある
7.DB2(デービーツー)
→IBMが開発している。古くからあるDB。
1.DBを管理するためのソフトウェアをDBMS
2.RDBを管理するためのソフトウェアをRDBMS