コールドアイルとホットアイルの違い



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では、今日も授業を始める。今日のテーマは「コールドアイル」と「ホットアイル」だ。




「コールドアイル」、「ホットアイル」って何?




コールドアイルは、データセンターやサーバールームなどの空調設備に関する用語で、 アイル(aisle)は通路のことを意味するが、コールドアイルは、 機器(サーバやネットワーク機器など)を冷却するための冷えた空気が流れる空間(空調機が送り出す冷たい空気の空間)のことだ。




コールドアイルは冷却されている通路ってことね。




サーバーやネットワーク機器などは、機器の前面から空気を吸い込んで、 内部の部品を冷却して、熱くなった空気を機器の背面から排出する構造になっていることが多い。




空気を吸い込む前面をコールドアイル側にするのがよいってこと?




うむ。そうすると、熱くなった空気が背面から排出される。 各機器を同じようにラック内に設置することで、前面から冷たい空気を吸い込み、背面から熱い空気を排出させる。




背面からは熱い空気がでてくるね。




空気が流れをコントロールして、各機器の背面から熱い空気がでてくるようにするってことね。




熱い空気が流れる空間は、ホットアイルという。




もし、機器が排出した熱い空気を他の機器が吸い込むと機器故障の原因につながる?




うむ。空調機を使って冷却した空気を機器が吸い込み、効率よく冷却できるように 機器を設置するときは、コールドアイルと、ホットアイルを意識して設置する。




ラックに設置する機器の向きを間違えてしまうと、全機器の設置をやり直し(前面と背面を入れ替え)ということになったりするので気を付けて。




は~い。




データセンターって、いろいろ考えられて設計されてるんだ。




うむ。では、今日はここまで。



今回のまとめ

1.コールドアイルは冷えた空気が流れる空間

2.ホットアイルは熱い空気が流れる空間

3.コールドアイルとホットアイルを考えて機器を設置

4.前面から空気を吸い込み、熱くなった空気を背面から排出する機器が多い



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