では、今日も授業を始める。今日のテーマはポート番号だ。
ポート番号って、何それ!?
どこかに通信をするときには、相手先が分からないと通信できない。
まず、宛先のIPアドレスが分かれば、パケットは宛先まで通信することができるが、パケットが宛先に届いても、パケットに宛先のポート番号が書かれていないと、
宛先は何のためのパケットが届いたか分からない。
パケットを送る(通信する)ときは、宛先のIPアドレスと、宛先のポート番号がいくつかをパケットに書き込んで送る必要があるのね。
うむ。どこかに通信をするときには、相手先が分からないと通信できない。
ポート番号は、コンピュータが使用するプログラムを識別するための番号だ。
パケットの中に書かれている宛先IPアドレスを元に相手まで届く、
パケットの中に書かれているポート番号を元に宛先(サーバ)のどのプログラムが実行されるかが決まるってことね。
ポート番号は、0番から65535番まである。
0番~1023番までのポート番号はウェルノウンポート番号(Well-known port numbers)」と呼ばれている。
よく知られているポート番号という意味の通りだ。
つまり、予約されているポート番号のことをウェルノウンポートという。
ウェルノウンポートは0番~1023番までのポートってことね。
ウェルノウンポートは次回説明しよう。では、今日はここまで。
は~い。
1.ポート番号はコンピュータが使用するプログラムを識別するための番号
2.サーバに届いた通信は、ポート番号によって、実行されるプログラムが決まる
3.ウェルノウンポートは0番~1023番までのポート