Linux

Linux(RHEL、CentOSなど)で各ソフトウェアのリソース状況を確認するコマンドです。


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リソース確認(Linux)

コマンド 意味
■CPU使用率
  top


CPU使用率、メモリ使用率を確認するコマンドです。デフォルトでは3秒ごとに更新されます。
topコマンドのあと、 shiftを押しながらMでメモリが高い順(shift+m)。shiftを押しながらpでCPUが高い順になる(shift+p)。
CPUのコア数が2以上の場合、topコマンドの後に、1を入力するとコア単位の負荷が表示されます。
また、cat /proc/cpuinfoでコア数を確認できます。
■CPU使用率
  top -d 3


3秒ごとにCPU使用率、メモリ使用率を確認するコマンドです。
-dの後に秒数を指定します。topコマンドのあと、shiftを押しながらMでメモリが高い順(shift+m)。 shiftを押しながらpでCPUが高い順になる(shift+p)
■LoadAverage
  top


LoadAverage(ロードアベレージ)を確認するコマンドです。1行目にload average: 0.90, 0.66, 0.50と書かれた部分が、1分平均、5分平均、15分平均のLoadAverageです。topコマンド以外に、uptimeコマンドでも確認できます。
■メモリー使用率
  vmstat 1


1秒間隔でCPU使用率、スワップイン(si)、スワップアウト(so)、I/O待ちなどのリソース状況を確認するコマンドです。終了するときは、Ctrlを押しながらCをクリックします。
r:実行中+実行待ちプロセス数のプロセス数
CPUコア数が10のサーバの場合、この値が11以上となると10個CPU処理中、1個CPU処理待ちとなります。 CPUコア数以下になっていると良いです。rの値がCPU数の数倍で推移している場合は、CPUの増設が必要です。
b:IO待ちのプロセス数
swpd:仮想メモリの使用量(Kbytes)
si:1秒当たりのスワップインのメモリ量(Kbytes)
so:1秒当たりのスワップアウトのメモリ量(Kbytes)
id:CPU使用率のアイドル(空いている)割合(%)。ここが100の場合、CPU使用率が0%(全く利用されていない)という意味になる。
wa:ストレージのIO完了待ち



■メモリー使用率
  free


メモリ使用量を確認するコマンドです。free -m にすると、MB単位で表示されます。free -hにすると人が見やすい単位で表示します。
■メモリー使用率
  cat /proc/meminfo


メモリ使用量を確認するコマンドです。
■ネットワークインターフェース利用率
  netstat -i


サーバのネットワーク通信利用率を確認するコマンドです。
■Disk使用率
  df -h


Disk使用率を確認するコマンドです。
■iノード使用率
  ls -li


ファイルを作成するとそのファイルにiノード番号が割り当てられます。そのiノード番号を確認するコマンドです。
■SWAP使用量
  free


SWAP(スワップ)の使用量を確認するコマンドです。Swap:の行に表示されます。free -m にすると、MB単位で表示されます。free -hにすると人が見やすい単位で表示します。
■sarコマンド
  sar


各種リソースを確認するコマンドです。
sar -A すべての情報
sar -n DEV ネットワーク情報
sar -n EDEV ネットワークのエラー
sar -P ALL CPUの情報
sar -r メモリ、SWAPの情報
sar -d ディスクの情報
sar -q LoadAverageの情報
sar -u CPU使用率の情報
sar -b DiskのI/Oと転送レートの情報
sar -c プロセス生成回数のじょぷほう
sar -f ファイル名 過去のsarファイルを指定すれば過去の情報を確認
sar -R メモリの統計情報
sar 1 10 1秒間隔で10回取得する
■iostat -x
  openssl -version


I/O負荷を確認するコマンドです。


■動画でわかりやすく解説してます。